為替コラム(ギリシャデフォルト後の相場展開を予想) | トレードレシピ

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ギリシャデフォルト後の相場展開を予想(ファンダメンタル)

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【2015年7月1日】
7月5日の国民投票まで土俵際に追い込まれたギリシャ政府。金融支援の条件となる構造改革案の是非が問われるのです。国民投票でギリシャに突き付けられている改革案が賛成多数になった場合は、ギリシャ国民が過酷な道のりが待っている。将来を保証する年金が削減、付加価値税の引き上げで無残な姿が思い浮かびます。そんな状況化で国民の不満は大噴火することはほぼ間違いなく起きるだろうし、新たな反緊縮政党が台頭するでしょう。
また、このまま与党が緊縮案を実行するかどうかすら不透明。仮に国民が改革案に投じて賛成多数になったとしてもユーロにとっては良い材料ではないでしょう。

しかし、為替市場の動向は反対の動きになったのである。6月29日に200pips以上のギャップダウンでスタートしたにもかかわらず、結局のところNYクローズの段階では、「行って来い」どころかプラス圏になっている。マーケット自体は、ギリシャ問題自体を既に織り込んでいたのか…または、7月5日の国民投票での改革案を受け入れ支持をある程度織り込んだのかわからないが、「ギリシャ問題のアク抜け」を示唆したようにも感じる。

アク抜けという解釈ならば、悪い材料は出尽くしたことになるが、実際にはそうではない気がします。7月5日の国民投票に注目しているようですが、ギリシャがユーロ圏を離脱するということの方が、もっと悪材料な気がします。離脱となればユーロ統一通貨史上初めてのことになるわけです。そうなれば、ユーロ通貨の信用問題に発展するおそれがあります。離脱問題に関しては、すぐに答えが出るわけでもないので不透明な要因が顕在化しそうです。その点から行けば、アク抜けという解釈は少々疑問に思います。

では、ユーロが意外としっかりしている理由とは何なのか…?

複数の国家を経済・財政・政治を統合しようと1999年からスタートしているわけですが、将来に向けて地球規模で実験している段階であろうし、そこには「ユーロに対する期待」が込められているのが現在の価格ではないでしょうか。ギリシャ問題に関しても、ユーロ圏からしてみれば、ユーロ歴史の一通過点であろうし、むしろ対処法が分からなかったことが経験に変わるのが大事なので、経験を積んでいるユーロはマーケットが示すように力強く一歩ずつ前進することでしょう。

ギリシャが破たんして世界経済に直接的影響は…?

ギリシャのGDPの規模からみても日本の大阪や神奈川よりも低いですから直接的な影響はないと思います。むしろ、ユーロ圏離脱の場合のインパクトがユーロ不安を煽る可能性が濃厚です。その場合、ユーロ安やユーロ株安からくる中国株安につながる恐れも否定できません。貿易相手国が中国にとってはユーロ圏なので、連鎖安から上海市場も乱高下必至でしょう。そうなれば、日本の株式市場も同様に乱高下する可能性もあります。

【ギリシャのユーロ圏離脱は無いとみる!】
しかし、EU条約にはEUからの離脱規定自体はあるものの、ユーロ圏からの離脱規定はありません。EU規定を援用した場合、原則として一方的な離脱や強制離脱はできない。つまり、ギリシャ国民がユーロ圏に残留したいという限り、デフォルト後もギリシャがユーロ圏に残留することも可能なのです。その点から見ればユーロ圏離脱からくる不安相場の始まりを想定するのはやや疑問が残ります。

結論的に言えば、ギリシャ問題での相場展開は、一時的なショックがあったにせよ、押目買いが有利と判断したい。

ギリシャデフォルト後の相場展開を予想(テクニカル)

【ユーロドル】


【ユーロドルは強気と判断したい!】
日足上で見れば、一目均衡表の下限スパンで反発していることを評価したいところ。遅行スパンに関しても実態部を上抜けしているので、悲観するものでもないと思われる。5月15日高値1.14668ドルや6月18日高値1.14362ドルを上抜けることで持ち合いぬけと判断したいところ。


【ドル円】


【ドル円は調整局面入りで押目買い推奨!】
日足上で見れば、遅行スパンが実態部に突入していることからも、調整局面である事は否定できない。しかし、6月28日・29日のギャップはまだ埋まっていないことが明るい材料。また、調整どころとすれば、122円がキープできなければ120.50円と見ておきたいところ。


【日経平均株価】


【20,655円を超えるまでは、レンジ取引!】
日足上で遅行スパンが実態部に食い込み調整を示唆している。5月28日の高値20,655円を抜けない限りは、本格的な上昇はまだ先と見た方がいいでしょう。

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